こんばんは。

本日は、大切なお知らせをさせて頂きます。

オープン当初から皆さんにご愛顧頂いております「菓子パン生地商品」(下記参照)ですが、

10月1日(金)で終売させて頂くことにいたしました。

(菓子パン生地商品)

・粒あんパン

・メロンパン

・クリームパン

・キャラクターパン

・ショコラ

・レーズンロール

・レーズンシナモン

日本のパン屋さんにとって、「菓子パン」は全国のパン屋さんのどこでも販売している、昔から馴染みのある人気商品です。

当店でも、年間を通して考えると売上TOP3に入る商品もあります。

私たちにとって「菓子パン」をやめる事は、毎日夫婦で議論に持ち上がるテーマです。

正直を言うとお店の経営に関わる重大なので事なので真剣に悩み続けました。

それぞれの商品に対してファンになって下さったお客様のお顔が思い浮かび、

「このパンは絶対にやめないでね。」と言われた事も思い出します。

「キャラクターパン」が売れ切れて悲しんで泣いてしまう子供たちも見てきましたので、終売すると知ったらどんな悲しいお顔をされるかなと胸が痛みます。

しかし、それでも今回この「菓子パン」たちを終売しようと思った理由があります。

お店を開店してから2回目の夏を経験させて頂いているのですが、

夏は食欲も落ちますし、パンよりも「そうめん」とかサッパリした食べ物を食べたくなりますよね。

それはパン屋を経営する私たちと言えど同じ気持ちです。

菓子パンの生産数を目一杯調節しているものの、35度を超える真夏日に売れずに沢山残ります。

そして、特に閉店後に1番残ってしまうのが「菓子パン生地商品」たちなのです、、、涙

生地に含まれる砂糖が多くて甘い、油脂や卵も多い、お菓子のようなパン。

夏になると圧倒的に手に取ってもらえなくて、食中毒の問題もあるので翌日販売も再加工もできず、廃棄するお店が圧倒的に多いパンなのです。

うちのごだわりとして、できる限りクリームパンのカスタードクリームを自家製で炊いたり、メロンパンの皮を捏ねたりと材料から手作りしています。

安心だし美味しいですからね。

しかし、一つ一つの工程を合わせて考えるとものすごく手間暇と時間をかけてるのに、手に取って頂けないのは本当に胸が痛くて悲しいのです、、、。

もちろん自分を責める以外に誰も責める事ができません。

それでも、どの材料にも生産者さんが必ずいるので「食品ロスを出してます。」なんて、本当に申し訳なくて悔しい思いです。

「菓子パンやめちゃうなんてどうかしてる。」と思われる方や厳しいご意見もたくさん頂くのは、承知の上です。

そして、自分たちにとっては去年以上に険しい道のりの連続になると思っています。

10月5日(火)から、リニューアルする商品や、新商品を検討しています。

良質な材料を使ってパンを焼き、日常的に食べて頂けるようにチャレンジしていきます。

まだまだ未熟者ですが、

「伊丹に変わってるパン屋があるんだけど、すげー美味いパンを焼いてるぜ!」

と皆さんに胸を張ってもらえるように必死に頑張ります。

今後とも、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します!!

いたみベーカリー

代表 山中政弘・梨湖