バター不足2025

以前にもバターが不足している話しを書いたことがあります。

ニュースではまだ大きな話題にも上がっていませんが、

製菓製パン業界では2014年、2015年にも起こった「バター不足」が、2025年は最も深刻になってます。

うちが取引している業者さんからは、

「無塩・有塩にかかわらず業務用のポンド(450g)バターの注文をして頂けない状況になりました、、、。」と言われています。

大手の会社を優先にされるので、個人事業主は弱い立場です。

個人のお店にとっては大きな痛手ですよ。

決してバター不足を煽りたいわけではありません。

当店の「ブリオッシュ」、「Stollen」は北海道の発酵バターを使っているのでバターが無くなったら同じ品質のものはつくれなくなります。

今年は多めにストックできたので、なんとか大丈夫そうです。

2026年は、バターを使わない「ブリオッシュ」、「Stollen」になってしまうかも、、、。

なんて考えることがあります。

僕が数年前にクロワッサンを終了したのも、
実はバターが手に入らなくなるのが予想できたからです。

当時クロワッサン好きの常連のお客様からは、
大クレームを頂きました(汗)

僕の説明力不足なのでそのお客様を責めるつもりはありません。

現在の基本的なパンのラインナップは、
有機小麦、塩、水、発酵種だけのパンに命をかけて焼いています!!!!

2023年の時に調べた
「バター不足の原因って何?」と調べた話しを乗せておきます。

四つ葉乳業さん
@yotsuba_milkproducts_official
のサイトにわかりやすい記事がありました。

「なぜ起こる? 生乳需給バランス崩れのお話し」
https://www.yotsuba-shop.com/column/story/detail/66

生乳廃棄やバターが不足する理由は、

①需給バランスが崩れ減産せざるを得ない
⬇︎
②一度減産すると増産には期間(乳牛が育つ3年程)を要する
⬇︎
③また情勢が変わり増産に踏み切る

生乳廃棄の危機やバター不足が起こりうる原因であり、酪農・乳業業界が抱える永遠の課題だそうです。

国内のバターが不足する分、

海外からの輸入で補填していた部分もあるそうです。

ウクライナでの戦争の影響がとても大きくて海外からの輸入バターが入らない。

輸入バターを使っていたお店や企業が国産バターに切り替えて使い始める。

そのために、国産バターの需要が拡大して供給が追いつかなくなる構図になる。

牛さんたちの餌も海外からの飼料が多く高騰しすぎている。

酪農家さんにとっても深刻な悩みを抱えているのがよくわかります。

僕ら日本の食糧自給率の現状は、本当に不安定になってきている。

しかし、考えなければいけないのが、

食糧の在庫過多で廃棄している状況。

海外からの輸入に依存している状況。

冷静になって考えると日本の主食である「米」すら「バター不足」に似たような状況になってきている。
そう思う事がよくあります。

国内の食糧自給率を上げる為には、僕らの意識から始まる。

できる限り安全安心な食材でパンを焼いて皆さんに届けたい。

その為に、

日本の素晴らしい生産者さんの農作物を大切に使って応援します!!

北海道よつ葉バター